海外インターンシップ

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海外インターンシップとは

インターンシップとは国内にもあるように、仕事や社会について学ぶこと、あるいは自分自身の適性を知ることを目的として、企業やショップで就労の経験をするシステムです。海外インターンシップも、キャリアアップやスキルアップのため、海外で企業その他の組織の一員として、給料を受け取り就労します。

 

もっとも、留学エージェンシーのプログラムには、1か月以下で語学学校と無給の就労をセットにしたプチインターンシップもあります。無給のインターンシップは通常3か月くらいまでで、語学の習得を主目的としていることがよくあります。またボランティア的なインターンシップもあります。

 

インターンの受け入れ側は、金融、IT、会計、不動産、その他の企業や事務所が一般的です。これらの分野でキャリアアップを目指すのであれば、ある程度長い期間インターンとして働くことが、就職あるいは再就職の際に有利な経歴になり得ます。有給・無給がありますが、有給のインターンシップの審査はかなりの難関です。

 

エステ、美容院、フラワーショップなどの専門店のインターンシップもあります。これらの分野は、短期の無給プログラムも多く、技術の習得が目的となります。帰国後は特に仕事上で英語を必要としないでしょうが、常に海外の最新トレンドをチェックするのに、インターン中に習得した語学力が役立つこともあるでしょう。

 

ホテルや旅行会社などの観光業界では、日本人が重宝されるようです。ただ、このような業界は日本語のスキルを求めていることが多く、それでは英会話力アップのための経験ができないかもしれません。その種の仕事であれば、ワーキングホリデーでも就労が可能で、ワーキングホリデービザを取得して現地で探すこともできるでしょう。観光業界でインターンとして働きたいなら、正社員と同じような仕事ができるのか確認しておいたほうがよいでしょう。

 

このように海外インターンシップには、期間、目的などによって性質が異なってきます。インターンとして海外で働くのであれば、具体的に何を得たいのかをはっきりさせないと、行く意味がありません。

インターンシップの探し方

ご自身ですべての手続きをするであれば、ネットなどで海外のインターン受け入れ企業を探し、見つかれば履歴書を送ります。そして受諾されればビザ取得のために必要な書類を送ってもらいます。その書類を持参して当該国の駐日大使館に行きビザ申請のための面接を受け、受諾されて始めて現地に出発することができます。

 

そのほか、現地に行ってから自分の足でインターンシップをしている企業を探して、実際にインターンシップを経験した人もいるようです。

 

いずれにしても、インターン先の企業探しから手続きまですべてを一人でやるのは、(英語圏の場合)かなりの英語能力が求められ、大変な作業であることは間違いありません。エージェンシーを使えばすべてクリアされますが、そのための手数料はかなりの額になります。

アメリカのインターンシップ

インターンシップが一番盛んなのはアメリカで、有給と無給のインターンシップがあります。

 

有給インターンシップは、アメリカ国務省認定のプログラムであり、J1というビザを取得して、企業や事務所で正社員に近い立場で仕事をします。期間は最長18カ月。企業と合意すれば、就労ビザを得て延長の可能性もあります。

 

有給では最低1年間の契約を求められることが多いようです。また経験がなければ希望の業種で審査に合格するのは厳しいです。

 

有給インターンの資格は、

高校または1年制専門学校卒業者は、日本で5年以上の職歴があること

大学・短大・2年制以上の専門学校卒業者は、日本で1年以上の職歴があること

が条件となります。

年齢は35歳くらいまでが目安となります。

*海外の高校・大学等の卒業は対象になりません。

 

アメリカの無給インターンシップは、アパレルやメディアなどの分野に多くあります。期間は短期でも採用されるところが多く、審査も有給インターンシップほど厳しくありません。また、一般企業にも無給のインターンシップがあり、具体的に身につけたいキャリアがあるのるなら、審査の厳しい有給インターンシップで希望業種以外で働くより、無給で希望の仕事をしてスキルを身に付ける方がプラスになるでしょう。

 

アメリカの無給インターンの資格は、

3か月未満なら無条件

3ヶ月を越える場合は

高校卒で日本での職歴5年

大学・短大・2年制以上の専門学校卒であれば職歴不要

また4年制大学在籍者も可能です。

オーストラリアのインターンシップ

オーストラリアもインターンシップが盛んな国で、地元企業、日系企業のインターンシップがあります。オーストラリアでは、インターンは原則正社員と同じ立場で有給で就労します。給料も、それだけで生活できるレベルの賃金が支払われます。

 

ただ留学エージェンシーや旅行会社は、英語の研修と無給の就労体験をセットにした、長期・短期のプログラムも提供しています。

 

オーストラリアのインターンシップの業種は、メーカー、商社、不動産、美容院、エステ、ネイルサロン、アパレル、ホテル、旅行会社、レストランなど多岐にわたります。ただオーストラリアは日本人観光客が多いことから、日本人インターンが求められるのは観光関連の日系企業の職場が多いようです。その他の業種では、ある程度のキャリアあるいはスキルがあることが求められます。

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